「集団の知恵(WoC)プロジェクト」有志版が始まりました
このプロジェクトは、東京大学公共政策大学院の講義『行政とIT』の受講生とTAを含む『行政とIT』研究チームにより運営されています。この事例研究では行政における情報技術の利活用について学んでいます。2010年夏学期も研究の一環として、「インターネットを通じた政策課題をめぐるみんなの意見収集」というテーマについて実験を行いました。(2010年6月25日から7月9日まで)
オバマ政権の「オープンガバメント」などにみられるように、インターネットがもたらす新たなコミュニケーションのかたちを政策形成などに活かす試みが公共分野で始まっています。
このようなソーシャルメディアによって、市民・国民と政府がもっと近づき民主主義の形態が進化するかもしれません。一方で、市民・国民は日常生活に忙しく、政策論議にいちいち付き合っている暇はないという見方もあります。しかし、皆さんのちょっとしたひとことの束が大きなチェンジのエネルギーとなることもあるのです。
このプロジェクトは、政府とは独立した一般の公共空間で、ソーシャルメディアを用いて皆さんの自由で幅広い意見、コメント、賛否を募り、それらが「集団の知恵」として働く可能性を探ります。
この実験の成功には、より多くの皆さんの多様な「意見」「アイデア」「想い」が不可欠です。ぜひとも気軽な参加をお願いいたします。
授業の実験サイトとしては2週間の期間限定で終了しましたが『行政とIT』研究チームの有志により継続することにしましたので、どうぞ引き続きご参加ください。

参考:「『オープンガバメント』の可能性を探る参加型ウェブサイト実験プロジェクト(第二回)を2010年6月25日に開始します」
「行政とIT」講義の風景
担当教員・ゲストスピーカーからのレクチャーをきっかけに、毎回熱い議論が繰り広げられています。16:50の講義開始で、毎回終了が21:00近く。正直、非常に辛いです(笑い).しかし、この講義に参加する中で、より幅広い視点から政府や組織、各個人の働き方を捉え直す契機となり、示唆に富む講義です。取っつきにくいタイトルの講義ではありますが、実践的な内容の講義であると言えます。以下、受講生の声を掲載します。
- 行政にITをどう活用していくのか。基本的には楽しみ、時に苦しみ、学んでます。 (平岡 慎二[M2])
- 2年連続で授業に携わらせて頂いています。それくらい、奥深い講義です。(小俣 岳[M2])
- 今行政には、対面で話すことで伝わる情報量の多さ、触れ合いがもたらす良い点と、ITを活用して場所と時間の制約を飛び越えられる良い点のハイブリッドが求められています。 (安原 恵子[M2])
- 政府と国民をより近い関係にするために、ITをどのように活用すればよいのか、難しい問題ですが面白いです。(長谷川 慶宗[M1])



